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西伊豆・堂ヶ島の言い伝え「みちひらき童」
強く望めば必ず道は開かれる
「みちひらき童」- 強く望めば必ず道は開かれる
昔々、堂ヶ島の浦に若い夫婦とおっかあが仲睦まじく住んでおりました。
子供もすくすくと育ち、海と山の恵を受け細々と、
でも食べる物に事欠くことなく暮らしておりましたが、
ひょんな事から、はやり病で一粒種を亡くしてしまい、
息子はまったく漁にも出かけなくなり、たちまち苦しくなる生活、
そんな中で愚痴の一つも言わずにただ黙々と働く嫁、
おっかあは何とかしたいと、三四郎島に出かけ、
さざえを拾って、古い布で一対の人形を作りました。
「もう少しの辛抱じゃ、時が来れば必ず道は開かれる」
そう言って人形を差し出すと、嫁は黙って人形を抱きしめうなずくのでした。
時がたち新たな子宝にも恵まれ、
息子は漁にも精を出し幸福に暮らしましたとさ、、、、、、
皆様の幸福が何時までも続きますように
みちひらき童でございます。
堂ヶ島女将の会




















